MARIMO WAYMARIMO WAY
社会に必要とされる
存在であるために
ーMARIMO WAYを読むにあたってー
以下は、マリモグループの経営理念手帳『MARIMO WAY(マリモウェイ)』の冒頭に掲載している、
マリモグループの社員に向けて、当社社長が自ら作成したものです。
社会に必要とされる存在であるために
「会社」という字をひっくりかえすと「社会」になります。
会社と社会は一心同体。ストレートにいえば、会社は社会そのものです。
「会社」という字をひっくりかえすと「社会」になります。
会社と社会は一心同体。ストレートにいえば、会社は社会そのものです。
もしも、社会との協調性なき事業を営んでいるなら、それは歪んだ会社組織というべきでしょう。短期的な業績はとり繕えたとしても、中長期的には淘汰されるのではないでしょうか。 欲望を軸にした従来型の資本主義社会では、企業は利益を生みつづけていれば存続することができていました。しかし、これからはそうはいかないと思います。欲望ファーストの資本主義社会は、もはや行き過ぎの感があります。結果として環境問題をはじめとしたあらゆる社会問題が深刻さを増しつづけており、このままでいいのか?と強く思います。会社とは社会そのものなのだから、私たち企業人は儲かるか儲からないかという尺度を超えて、もっと社会課題に対して自発的に取り組むべきではないのか。さらに言及するなら、他を利する心をもって世の中に貢献しつづけなければ、社会から不必要な存在とされ、やがては利益を生むこともできなくなるのではないか。まさに「利他と感謝」の心です。
会社と社会は一心同体。ストレートにいえば、会社は社会そのものです。
もしも、社会との協調性なき事業を営んでいるなら、それは歪んだ会社組織というべきでしょう。短期的な業績はとり繕えたとしても、中長期的には淘汰されるのではないでしょうか。 欲望を軸にした従来型の資本主義社会では、企業は利益を生みつづけていれば存続することができていました。しかし、これからはそうはいかないと思います。欲望ファーストの資本主義社会は、もはや行き過ぎの感があります。結果として環境問題をはじめとしたあらゆる社会問題が深刻さを増しつづけており、このままでいいのか?と強く思います。会社とは社会そのものなのだから、私たち企業人は儲かるか儲からないかという尺度を超えて、もっと社会課題に対して自発的に取り組むべきではないのか。さらに言及するなら、他を利する心をもって世の中に貢献しつづけなければ、社会から不必要な存在とされ、やがては利益を生むこともできなくなるのではないか。まさに「利他と感謝」の心です。
ソーシャルとビジネスが両立する会社へ
私は利益をベースに経営したいのではないと⾔いつづけてきました。
⼼をベースに経営したいのです。
私は利益をベースに経営したいのではないと⾔いつづけてきました。
⼼をベースに経営したいのです。
あらためてお話ししますが、それは利益を軽視するという意味ではありません。心というものに重きを置いた活動こそが、結果的には中長期的な利益の創出や業績の安定につながる。一人ひとりのやりがいや生きがいを生み出す経営こそが、会社の永続性に直結する。そう信じているのです。 ここでいう“心”とは、“他を利することを喜びとする心”のことです。2006年にノーベル平和賞を受賞されたムハマド・ユヌスさん曰く、「ソーシャルビジネスカンパニーとは、自らの利潤の最大化を目的とするのではなく、人々や社会の抱える問題を、ビジネスの手法を用いて解決する会社」とのことです。それが他を利することを喜びとする企業像です。私たちがソーシャルビジネスカンパニーをめざすという目標は、ポスト欲望資本主義社会を模索する時代に呼応するものだと確信しています。 私たちは2030年に向けた10年ビジョンの中で「ソーシャルビジネスの推進」を掲げています。ソーシャルビジネスとは、自らの利益よりも、社会的な利益を追求するビジネスのことです。マリモグループが「MAP(Marimo Activity Portfolio)」にしたがって「ソーシャルとビジネスの割合が50対50で共存する会社」をめざしていることはご存知と思います。このような指針を掲げて思い出すのは、本冊子にも綴られている「両極端をあわせもつ」という行動指針です。「ソーシャル」と「ビジネス」。一見すると相反するように感じるかもしれませんが、その両極端を兼ね備えているからこそ意味があるのです。ポスト欲望資本主義社会にふさわしい企業とは、ソーシャルとビジネスの両方を共存させた組織なのだと思います。 ソーシャルビジネスカンパニーを志向する結果、たとえばマンション開発事業や収益不動産事業の価値が失われるということはありません。それらの事業はこれまでのマリモをつくってきた屋台骨ですし、その重要性は今後も変わりません。そもそも住宅やマンションを提供する活動には大いに価値があります。大切なのは、自らの事業の社会的価値を認識し、社会貢献度をよりいっそう高めていくためにはどうしたらいいかを考えていくことです。他を利することを喜びとする心をもって行動し、社会が抱える問題と真摯に向き合えば、私たちの事業はさらに価値のあるものになっていくはずです。
⼼をベースに経営したいのです。
あらためてお話ししますが、それは利益を軽視するという意味ではありません。心というものに重きを置いた活動こそが、結果的には中長期的な利益の創出や業績の安定につながる。一人ひとりのやりがいや生きがいを生み出す経営こそが、会社の永続性に直結する。そう信じているのです。 ここでいう“心”とは、“他を利することを喜びとする心”のことです。2006年にノーベル平和賞を受賞されたムハマド・ユヌスさん曰く、「ソーシャルビジネスカンパニーとは、自らの利潤の最大化を目的とするのではなく、人々や社会の抱える問題を、ビジネスの手法を用いて解決する会社」とのことです。それが他を利することを喜びとする企業像です。私たちがソーシャルビジネスカンパニーをめざすという目標は、ポスト欲望資本主義社会を模索する時代に呼応するものだと確信しています。 私たちは2030年に向けた10年ビジョンの中で「ソーシャルビジネスの推進」を掲げています。ソーシャルビジネスとは、自らの利益よりも、社会的な利益を追求するビジネスのことです。マリモグループが「MAP(Marimo Activity Portfolio)」にしたがって「ソーシャルとビジネスの割合が50対50で共存する会社」をめざしていることはご存知と思います。このような指針を掲げて思い出すのは、本冊子にも綴られている「両極端をあわせもつ」という行動指針です。「ソーシャル」と「ビジネス」。一見すると相反するように感じるかもしれませんが、その両極端を兼ね備えているからこそ意味があるのです。ポスト欲望資本主義社会にふさわしい企業とは、ソーシャルとビジネスの両方を共存させた組織なのだと思います。 ソーシャルビジネスカンパニーを志向する結果、たとえばマンション開発事業や収益不動産事業の価値が失われるということはありません。それらの事業はこれまでのマリモをつくってきた屋台骨ですし、その重要性は今後も変わりません。そもそも住宅やマンションを提供する活動には大いに価値があります。大切なのは、自らの事業の社会的価値を認識し、社会貢献度をよりいっそう高めていくためにはどうしたらいいかを考えていくことです。他を利することを喜びとする心をもって行動し、社会が抱える問題と真摯に向き合えば、私たちの事業はさらに価値のあるものになっていくはずです。
人づくりこそが究極の社会貢献
「事業や仕事を通じて、いかに社会の役に⽴てるか」をいつも考え、⾏動する⼈たちが集う会社は、とても素晴らしいと思いませんか。
「事業や仕事を通じて、いかに社会の役に⽴てるか」をいつも考え、⾏動する⼈たちが集う会社は、とても素晴らしいと思いませんか。
「事業や仕事を通じて、いかに社会の役に立てるか」をいつも考え、行動する人たちが集う会社は、とても素晴らしいと思いませんか。私はみなさんとともに、マリモグループをそんな企業グループにしたいと願っています。そして、そのために最も重要なのは人材育成だと考えています。社会に役立つ人をつくること。それこそが究極の社会貢献であると思いますし、利他の心を持って社会と向き合える人材を輩出することが、永続する企業に求められる使命ではないかと感じています。 これからのマリモグループは、社会課題の解決をめざして、ますます多彩な事業を展開していくことでしょう。 新規事業開発やM&A戦略はこれまで以上に熱を帯びていくでしょうし、既存事業も新しい価値創造とともに拡充していくはずです。その結果、いろいろなタイプの人たちが、さまざまな仕事や事業を通じて、あらゆることにチャレンジしているグループ像を思い描いています。そうした多様性に富んだ組織であることが、素晴らしい企業として何十年も存続するための要件と考えているからです。 多様性は、可能性です。新規事業を動かす人も、既存事業を発展させる人も、すべての社員がひとつのグループの中でともに学び合う。さまざまな知識や技能を有する、いろんな世界観や人生観を持つ社員どうしがコミュニケーションをとることで、異なる考え方にふれたり、新しい知見を得たり、互いに刺激し合ったりする。そうした環境に身を置くことは、仕事に限らず、自分自身の幅を広げることにもつながるでしょう。みなさんには、このようなグループの中で人間性や社会性を大いに磨いていってほしいのです。
「事業や仕事を通じて、いかに社会の役に立てるか」をいつも考え、行動する人たちが集う会社は、とても素晴らしいと思いませんか。私はみなさんとともに、マリモグループをそんな企業グループにしたいと願っています。そして、そのために最も重要なのは人材育成だと考えています。社会に役立つ人をつくること。それこそが究極の社会貢献であると思いますし、利他の心を持って社会と向き合える人材を輩出することが、永続する企業に求められる使命ではないかと感じています。 これからのマリモグループは、社会課題の解決をめざして、ますます多彩な事業を展開していくことでしょう。 新規事業開発やM&A戦略はこれまで以上に熱を帯びていくでしょうし、既存事業も新しい価値創造とともに拡充していくはずです。その結果、いろいろなタイプの人たちが、さまざまな仕事や事業を通じて、あらゆることにチャレンジしているグループ像を思い描いています。そうした多様性に富んだ組織であることが、素晴らしい企業として何十年も存続するための要件と考えているからです。 多様性は、可能性です。新規事業を動かす人も、既存事業を発展させる人も、すべての社員がひとつのグループの中でともに学び合う。さまざまな知識や技能を有する、いろんな世界観や人生観を持つ社員どうしがコミュニケーションをとることで、異なる考え方にふれたり、新しい知見を得たり、互いに刺激し合ったりする。そうした環境に身を置くことは、仕事に限らず、自分自身の幅を広げることにもつながるでしょう。みなさんには、このようなグループの中で人間性や社会性を大いに磨いていってほしいのです。
⼀⼈ひとりが主⼈公として輝くために
社会が変化する以上、会社の変化は必然。
企業⼈である以上、⾃らを変えていく勇気と挑戦は必須です。だからこそ私たちは⾃らの殻を破り、多様性をもった企業グループへの変貌をめざします。
社会が変化する以上、会社の変化は必然。
企業⼈である以上、⾃らを変えていく勇気と挑戦は必須です。だからこそ私たちは⾃らの殻を破り、多様性をもった企業グループへの変貌をめざします。
社会が変化する以上、会社の変化は必然。企業人である以上、自らを変えていく勇気と挑戦心は必須です。だからこそ私たちは自らの殻を破り、多様性をもった企業グループへの変貌をめざします。ただし、マリモグループを心で結ばれた集団にしたいという想いは変わりません。 ともに働く仲間の個性はさまざまでも、心はひとつでありたいと思います。心でつながった信じあえる仲間とともに成長していきたいのです。しかしながら、過度な協調性や集団意識を強要することはありません。中には個人主義的な人がいてもいいでしょう。自己実現の仕方はさまざまなのですから、そうした人も許容する組織でありたい。それもまた多様性をもった企業グループの姿ではないでしょうか。 マリモグループは一人ひとりの人間性を高める道場のような存在でありたい。そのことは「MARIMO WAY」を初めて編纂した当時から繰り返し書き記してきました。 私たちが共有すべき価値観や考え方をまとめた本冊子の意義は変わらないものです。みなさん一人ひとりがマリモというステージで主役として輝くために、どんな行動をすべきか、どんな心をもつべきか。折に触れて本冊子を手にとって、学びをいっそう深めてください。 ソーシャルビジネスカンパニーに挑むプロセスは、一人ひとりのやりがいや生きがいを生み出すための旅路です。いかにして社会に貢献するかを探究していく中で、他を利することを喜びとする心を深め、それぞれが家族や友人を大切にする心を深めてもらえたらと思います。仕事と家庭、オンとオフなどのバランスをとることは、人生においても大切なことです。ともに考え、一人ひとりが生きがいを見いだし、いつかみなさんが退職するとき「この会社で働いてきてよかった」と思ってもらえたらどんなに素晴らしいことか。それこそがこの会社の存在意義ではないかと思うのです。ぜひ、ともに「MARIMO WAY」に綴られた精神を実践していきましょう。
企業⼈である以上、⾃らを変えていく勇気と挑戦は必須です。だからこそ私たちは⾃らの殻を破り、多様性をもった企業グループへの変貌をめざします。
社会が変化する以上、会社の変化は必然。企業人である以上、自らを変えていく勇気と挑戦心は必須です。だからこそ私たちは自らの殻を破り、多様性をもった企業グループへの変貌をめざします。ただし、マリモグループを心で結ばれた集団にしたいという想いは変わりません。 ともに働く仲間の個性はさまざまでも、心はひとつでありたいと思います。心でつながった信じあえる仲間とともに成長していきたいのです。しかしながら、過度な協調性や集団意識を強要することはありません。中には個人主義的な人がいてもいいでしょう。自己実現の仕方はさまざまなのですから、そうした人も許容する組織でありたい。それもまた多様性をもった企業グループの姿ではないでしょうか。 マリモグループは一人ひとりの人間性を高める道場のような存在でありたい。そのことは「MARIMO WAY」を初めて編纂した当時から繰り返し書き記してきました。 私たちが共有すべき価値観や考え方をまとめた本冊子の意義は変わらないものです。みなさん一人ひとりがマリモというステージで主役として輝くために、どんな行動をすべきか、どんな心をもつべきか。折に触れて本冊子を手にとって、学びをいっそう深めてください。 ソーシャルビジネスカンパニーに挑むプロセスは、一人ひとりのやりがいや生きがいを生み出すための旅路です。いかにして社会に貢献するかを探究していく中で、他を利することを喜びとする心を深め、それぞれが家族や友人を大切にする心を深めてもらえたらと思います。仕事と家庭、オンとオフなどのバランスをとることは、人生においても大切なことです。ともに考え、一人ひとりが生きがいを見いだし、いつかみなさんが退職するとき「この会社で働いてきてよかった」と思ってもらえたらどんなに素晴らしいことか。それこそがこの会社の存在意義ではないかと思うのです。ぜひ、ともに「MARIMO WAY」に綴られた精神を実践していきましょう。